ロンドン訪問記 その6 -RAFミュージアム(第二次大戦期 後編)-
バトル・オブ・ブリテンのドイツ側の機も展示されています。
にほんブログ村おそらく英国民が蛇蝎のごとく嫌うであろう爆撃機です。Heinkel He111。 映画『Battle of Britain』では、空襲のシーンで2機のHe111がロンドンの空を飛んだそうです。こちらもオリジナルではなく、スペインでライセンス生産されたCASA 2.111が使われました。スペイン空軍ではパイロットの訓練やパラシュート降下訓練で1973年まで使われていたそうです。 |
こちらも連合国では悪役ですね。Junkers Ju87G-2 Stuka。 急降下爆撃です。レーダー施設など、ピンポイントの爆撃に用いられましたが運動性の悪さと貧弱な防弾装備のため、制空権が確保できていない状況での昼間の作戦行動は自殺行為だったといいます。この機体は、ほぼ完全な形で現存する2機のうちの1機(もう1機はシカゴ科学産業博物館)。 イギリスが反撃に用いた機体も展示されています。 |
Avro Lancaster。 Handley Page Halifaxと共に英国を代表する重爆撃機で、ドイツへの夜間爆撃で活躍しました。カナダ生産分を合わせて約7,400機が作られました。現存17機の内2機が未だに飛行可能。1機は英空軍バトル・オブ・ブリテン記念飛行小隊の所属だそうです。 |
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